接続文字列でデータベースにアクセスする

データベース接続には、その他に接続文字列を使用する方法があります。接続文字列とは、データソース(通常はデータベースエンジン)に関する情報およびデータソースへの接続に必要な情報が含まれる文字列を指します。接続文字列の構文はデータソースに応じて様々です(たとえば、MySQL データベースサーバへの接続に使用する接続文字列は、PostgreSQL サーバへの接続文字列とは異なります)。ただし、一般には以下のデータを指定する必要があります。

  • データベースサーバのアドレス: データベースサーバのアドレスを確認するには、以下を実行します。
    1. [ウェブサイトとドメイン]に進み、[データベース]をクリックします。
    2. いずれかのデータベースの[Webadmin]リンクをクリックします。
    3. 画面上部で、「サーバ: 10.58.103.102:3306」という形式のエントリを探します。この例では、「10.58.103.102」がデータベースサーバのアドレスです。サーバ名が「localhost」のように指定されている場合、ホスティング事業者までデータベースサーバのアドレスを問い合わせてください。
  • データベース名:データべースの実際の名前を確認するには、[ウェブサイトとドメイン]に進み、[データベース]をクリックして、データベースのリストを参照します。
  • データベースのログイン名とパスワード: データベースユーザのログイン名を確認するには、以下を実行します。
    1. [ウェブサイトとドメイン]に進み、[データベース]をクリックします。
    2. この接続文字列を使用して接続したいデータベースの横の[ユーザ]列の名前を確認します。

    ユーザのパスワードを忘れた場合、リセットすることができます。ユーザのパスワードをリセットするには、以下の手順に従います。

    1. [ウェブサイトとドメイン]に進み、[データベース]をクリックします。
    2. [ユーザ管理]をクリックし、[名前]列で該当する名前をクリックします。
    3. 新しいパスワードを入力し、確認のためもう一度入力します。[OK]をクリックします。

本書では、接続文字列の構文について詳細な説明はしません。詳しい情報が必要な場合は、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/ms722656%28v=vs.85%29.aspx を一読されることをお勧めします。